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重要なリスク開示 30社が「注意喚起」(6/29 日経)

:日本経済新聞社の集計によると2004年3月期決算短信で企業の存続にかかわる重要なリスク情報(ゴーイングコンサーン)を開示し、投資家に注意喚起を促した企業(新興市場を除く)は30社だった。新たに開示したのは、三菱自動車など7社。上場企業全体の収益力は回復してきたが、重大な経営リスクを抱えながら業績不振にあえぐ企業は少なくない。

:前期決算でこのリスク情報を開示した企業の数は2003年9月中間期(30社)と同じで、新たに7社が加わった。多額のリストラ損を計上した佐田建設、繰り延べ税金資産を取り崩した中央ビルト工業はそれぞれ債務超過に転落したためだ。

記事全文を読みますと9月も30社で3月で新たに加わったのが7社なのに、外れた企業は6社になっています。また30社が「少なくない」と断言できるのか、いろいろ突っ込みどころはあるのですが、それはさておき、

7社のうちいちばん有名なのは、記事にも載っています三菱自動車ですね。これは大幅な当期純損失を計上したことによると記載がされています。

そのほかの4社は以下の通りです。

駿河屋
(10期連続経常損失を計上したことによる)

ハネックス
(多額の利益剰余金のマイナス。ン?前期もあるぞ。それに今期は「重要な疑義」とは書いていない)

ナカノフドー建設
(当期純損失の計上)

粟村製作所
(売上高の大幅な減少)

ハネックスについては疑義があるとは書いていませんが、EDINETに公表されている有価証券報告書に添付されている監査報告書によると、明確に継続企業の前提に疑義がある旨の判断がなされています。

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