姫神さん死去
ココログのメンテをしていたら、こんな記事が飛び込んできました。
:東北地方の風物を題材にした音楽で知られるシンセサイザー奏者の姫神(ひめかみ、本名・星吉昭=ほし・よしあき)さんが1日午前1時21分、心不全で亡くなった。58歳だった。
久しく忘れていた名前でした。
1981年デビューですので、まさに私が岩手に住んでいた頃。地元出身で、当時としては先端的イメージのあったシンセサイザーを駆使した「姫神せんせいしょん」の音楽は、好むと好まざるとに関わらず、ローカル番組のテーマ曲などを通じて、耳に飛び込んできたものでした。子供の頃から身についている民謡みたいなものというべきでしょうか。その当時から気になる人ではありました。それは、現在ちょくちょく山に登りに行くようになった私が、小学一年生の頃最初に登った山が姫神山であることとは、決して無縁ではないでしょう。
その後、「姫神」を名乗りソロ活動を始めた後も、名前を聞いて音楽を流れてくると、耳を傾けてしまう。そんな存在でした。
とくに記憶があるのは「深夜のNews」の真魚さんも書かれている「炎紀行」での音楽。この「炎立つ」というドラマ自体の視聴率はテーマがマイナーなこともあり、大河ドラマ界での底辺をはいずっていたものの、個人的には小学校で習った地元の歴史そのままのテーマであり、新撰組などよりはるかに身近な歴史であり、故郷そのものでした。そして配役に優れた名作でした。このころはもう首都圏で働いていたため、このドラマ、そして音楽は望郷の念をかきたてるものでした。
(CSで放送するらしいのです。うちじゃ見られませんが(泣))
さりとて、CDを持っているわけではない。曲はいろいろ聴いたことがあるものの、タイトルは分からない。そんな私です。ファンを名乗ることは失礼極まりないことかもしれません。ただ、また一つ故郷を失ったような気がします。
これから休日出勤ですが、CDショップ寄って行くかな。亡くなってから買っても喜んでもらえないかもしれないけど。
(追記)
よく考えると「姫神さん」という表現は、「ZARDさん」とか「T.M.Revolutionさん」とか呼ぶのと同様に奇異な感じですね。でも、それ以外の表現が見当たらないのと、「姫神山」のイメージがあるので、このままとさせていただきます。
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Comments
真魚さん、コメントありがとうございました。
私の情報が、お役に立ったようで幸いです。
「炎立つ」は個人的にも思い入れが強く、熱心に見ておりました。渡辺謙と、佐藤慶・佐藤浩市(劇中での)親子の演技が印象深かったと思っています。
ちなみに私は金融の専門家でもなんでもなく、ただの会計屋です。最近仕事がドメスティックにはまっていますので、視野が大変狭くなっています。そちらのページにもちょくちょくお邪魔させていただいて、勉強させていただきたいと思っています。今後ともよろしくお願いします。
Posted by: KOH | 2004.10.04 05:10 AM
真魚さんの、元コメントが消えてしまったようです。
私がコメントを付すまでは消えてなかったので、システムトラブルによるものと思われます。
コメントいただいたときにも、左の「最新のコメント」欄に表示がされていなかったため、おかしいなと思っていたのですが。。。
ちょっと問い合わせてみます。
Posted by: KOH | 2004.10.04 05:19 AM
ココログのコメントに障害があったようです。
僕のところも1件、消えてしまいました。
佐藤慶・佐藤浩市の源氏親子はよかったですね。
佐藤浩市は、いかにも八幡太郎義家という感じでした。
そうでした、会計と金融は別分野でした。失礼致しました。
こちらこそ、よろしくお願い致します。
Posted by: 真魚 | 2004.10.05 02:44 AM