プリンスホテル、発足から30年以上決算公告義務怠る(12/10日経)
西武鉄道グループの中核会社コクド(東京・渋谷)の100%出資子会社で、ホテル運営会社のプリンスホテル(東京・渋谷)が商法で定められている決算公告義務を30年以上にわたって怠っていたことが9日、明らかになった。
朝食食べながら読んで、思わず噴いてしまったこの記事。
商法で定められている決算公告の義務を怠っている会社など掃いて捨てるほどあるはず。この制度で掲載料をふんだくってきた収入源としていた日経新聞が、こういった事実を知らなかったとはいえないはずです。そういった背景を知っていながら、特定の企業を狙い撃ちしてこのような記事を掲載するのだとすれば、それはもう報道の暴力以外の何物でもないと思います。
(written on Dec.11)
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Comments
そうですね。掃いて捨てるほどあるでしょうね^_^;。
先日クライアント(上場企業の子会社)先で商法計算書類についての説明会を行ったとき、決算広告義務について『そんなもの聞いたことが無い』と言われてしまいました^^;。
個人的には商法上の大会社は最低限広告するべきだと思いますね。
Posted by: igarin | 2004.12.11 05:43 PM
:『そんなもの聞いたことが無い』
はは、それはすごいですね。
商法上の大会社といっても、上場会社は必要ない(短信のほうがはるかに早くかつ詳細)なので、非上場会社についてのみ情報価値があるということになりますね。
それはそうと、お子さん誕生おめでとうございます!
Posted by: KOH | 2004.12.12 01:13 AM