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義祖母の死

引越しの手伝い
で書いた義祖母が、あっさり亡くなった。

当日休日出勤をしていた私はその場に立ち会えず、とりあえず本家で雑務はすんでしまったらしい。妻子が不在なのを除けば、「冬ソナ」を見るいつもの土曜日と何ら変わらなかった。友引の関係で通夜は火曜日、告別式は水曜日とのこと。

これからの介護問題を考えている矢先の出来事で、義祖母の子供たち(叔父、叔母)も複雑であろう。ほっとしている側面も否定できない。

個人的には、義祖母の娘の嫁ぎ先の、さらに娘の旦那ということで、義祖母との接点はほとんどなかったため、正直な話感傷的な実感はない。

ただ、今後の自分の両親、そして自分の老い方(まだ早いが)について考えさせられたここ数週間。
「ほっとしている側面」に同情する私に、芥川賞受賞作が強烈に刃を向けてくる。

YO、朋輩、俺からは以上だ(From;:「介護入門」モブ・ノリオ)。

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ストック・オプション会計基準は平成18年4月1日以降から適用で調整

e-トーマツより

:企業会計基準委員会(ASB)のストック・オプション等専門委員会が8月17日に開催され、開示や適用時期などについて議論が行われた。ストック・オプション等の会計基準等の適用時期については、平成18年4月1日以降開始する事業年度から適用する方向で調整に入ることが提案されている。

ストックオプションにおける日本の会計の扱いについて、しばらくウォッチしていなかったのですが、知らない間に適用期限の検討の段階までいっているようです。論点整理公表時にはまだ費用処理しないというのも一つの選択肢であったはずなのですが、いつの間にか費用処理強制が既定の事実となっているようです。

私個人的は、いまだに費用処理の考え方になじめない古い人間なのですが、さりとて費用処理の考え方を論ぱくするほどの理論を持ち合わせているわけではないので、これについてはここでとどめるとして。

となると、ストックオプション給与課税の高裁判決に対する鳥飼事務所の見解に対する
磯崎さんのコメント

:2番目の反論も、ストックオプションの費用計上問題でちょっと弱含みですが。

が、「弱含み」ではなく、今後反論として成り立たなくなることになります。

では当局が給与所得というのであれば、会社側はこれを給与として税務上損金算入を認めてくれるのか。
現在は「確定決算主義」の縛りがありますので、たとえ給与だとしても会社の決算上費用処理していなければ、損金処理も認められないでしょうが、18年4月以降企業が費用処理を始めたら、損金算入を認めてくれるのか。
「高裁判決では、ストック・オプションの行使益は、それを付与した親会社の損失によって、付与を受けたものに提供されたものと判断している。」というのであれば、損金算入を認めてしかるべきですよね。

法人税法上損金の計上には「債務確定主義」をとっており、その判定には次の要件があります(法人税基本通達2-2-12)

(1) 当該事業年度終了の日までに当該費用に係る債務が成立していること。
(2) 当該事業年度終了の日までに当該債務に基づいて具体的な給付をすべき原因となる事実が発生していること。
(3) 当該事業年度終了の日までにその金額を合理的に算定することができるものであること。

(3)がかなり怪しいですが、会計基準が金額を合理的であると定めているのであれば、それを無碍に否定することができるのかどうかですね。

もっとも、給与所得といっても従来より役員賞与は損金算入が認められませんので役員賞与にあたらないことがとりあえずの前提です。しかしながら、役員賞与の損金不算入の制度は、委員会等設置会社の執行役賞与の費用処理や、あるいはASBJで進められている役員賞与の費用化強制の動きなどに左右される気配は今のところないようです。やはり「それ」と「これ」は別物なのでしょうか。

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中小企業に「会計参与」 税理士台頭に警戒感も(8/19 日経金融)

:法制審議会(法相の諮問機関)は7月末、公認会計士や税理士が中小企業の財務諸表の作成にかかわれる新制度を提案した。外部監査を受けていない中小企業の会計への信頼性を高めるのが狙いだ。だが、背後には公認会計士と税理士のの長年の職域争いも垣間見える。税理士の業務拡大への警戒感から、会計士業界から「有効性に疑問も残る」とけん制が聞こえてくる。

:現在、外部監査を受けるようでは法律で定められている会社は資本金5億円以上か負債総額200億円以上の大会社。・・・一方でそれ以外の中小企業となると財務諸表をチェックする仕組みが無く「信頼性が高いとはいえない」(金融機関)。

:日本税理士会連合会は「株主・会社債権者の保護が図られる」として会計参与に「全面賛成」の意を表明。日本公認会計士協会も「中小企業の計算書類の正確性を高める効果が期待できる」と前向きに評価するコメントを出した。ただ現場の会計士たちの本音は別。建設的とは言い難い制度批判が出るのは税理士業界の台頭へのけん制であり、自らの職域である監査こそが実効性を持つという自信の裏返しであろう。

「長年の職域争い」の側面から見ると、やや税理士寄りの記事に読めます。

そもそも「中小企業と財務諸表をチェックする仕組みが無く」といいますが、それは義務が無いだけで、会計監査を受けることは可能です。このような法的義務付けのない監査を一般に「任意監査」とよびますが、上場企業と同じような手続で会計監査を委託することができます。

また「接する機会の多さからコスト面から見れば税理士になるのが普通」(記事より)というのであれば、税理士の先生を監査役にする方法もあるかと思います。その方法に関する税理士側のリスクとしては鳥飼法律事務所の記事の通りかと思いますので、リスクをひきうけてもらうためにはそれなりのフィーが必要でしょうが、それは会計参与でも同じことでしょう。

要は経営側のやる気次第で財務諸表の信頼性を高めることは現制度下でも十分可能ではないかということです。ではどこにこの制度のニーズがあるのかと考えると、結局税理士側の「職域拡大」あるいは「監査役を引き受けてもリスクの割にフィーは期待できないが、会計参与ではそれなりのフィーが期待できる」という本音が透けて見えるようでなりません。

税理士を監査役にしているところは現在でも数多いのでしょが、それでも会計参与がなければ信頼性を保てないというのであれば、それは監査役制度の方に問題があるということでしょう。現在の監査役でも(おそらく)会計参与並みの法的責任を負っているはずですから、屋上屋を重ねているだけのような気がします。

と、まあ私などは資格はないものの、環境からいって明らかに「会計士側」の人間であり、意見も「建設的とは言い難い」のかもしれません。今後の議論を見て私も勉強していきたいと思います。

(参考)
会計参与については
「経営・会計通信」会計参与?
また、「職域争い」についての読み物。「会計プロフェッションのあるべき姿と今後の対応(中間報告)」

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消却なき自社株買いの憂鬱(8/9-16 日経ビジネス)

ただの揚げ足とりかもしれませんが、

:日経平均株価の回復期著が鮮明になった昨年夏以降、自社株を売却する企業が増え始めた。その動きは2004年度になっても衰えていない。

:・・・2003年4月以降日経平均株価は上昇しており、自社株の売却で値上がり益が見込める環境になったことも大きい。

:「金庫株の放出が悪いわけではない。肝心なことは株式数が利益に対して適正かどうか。経営陣が今後の成長を確信しているのであれば売出しをしても構わないだろうが、そうでないのならあとでしっぺ返しを受けることになる」大手証券会社の引き受け担当部長は、値上がり益を当て込んだ安易な放出に警鐘を鳴らす。

自社株売買しても値上がり益は計上できないですよね。資本剰余金が増加するだけ。

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カナダ騎馬警官隊がノーテルを強制捜査--不正経理疑惑で - CNET Japan

気になる記事その2

カナダ騎馬警官隊がノーテルを強制捜査--不正経理疑惑で - CNET Japan

:カナダ騎馬警官隊(Royal Canadian Mounted Police:RCMP)が、Nortel Networksの会計処理に関する強制捜査に正式に乗り出した。同社の会計処理問題が、一層泥沼にはまり込んでいる。

ノーテルでも不正経理疑惑--CEOなどの経営幹部が辞任

:今回の経営陣の大刷新は、会計処理に関する社内調査を受けて行われた。同社は、約9億ドルの負債について計上する時期を前倒しして不正確に記録、または適切な期に正確な発表をしなかったことに気付き、内部監査委員会が社内経理の調査に着手していた。

「負債について計上する時期を前倒しして」いたなら、極めて保守的な会計処理ですね。これで利益が減るようなことにはならないと思うのですが。。。

(詳細を調べている時間がありません。早く寝なきゃ)

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米ヤフーとグーグル、検索広告の特許訴訟で和解

夏休み中蓋をしておいた数々の仕事が腐臭を放ってまとわりついてきます。
連休中寝だめしておいたから何とか体力的にはもってますが。。。

てなわけで、あまり長文はかけませんが、気になったニュースを、


米ヤフーとグーグル、検索広告の特許訴訟で和解

:インターネット検索広告技術の特許権侵害を巡る裁判で米ネット検索大手ヤフーとグーグルは9日、和解した。グーグルはヤフーに技術ライセンス料を含む和解金としてグーグル株270万株を提供する。

会計処理が気になります。
少なくとも日本の会計基準では、和解金として株式発行しても費用処理とはならないはず。
米国基準は、、、調べてみないと分かりませんね。

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夏休み終了!

7日夜東京を出発し、14日早朝に帰京しました。
仕事をすっかり忘れ。。。というわけには今回はいきませんで、
携帯メールで職場と連絡しながら、という予定だったのですが、
基本的に岩手の海山を走り回っていた私には、FOMAの通話範囲は
ほとんど役に立ちませんでした。

夏休みの日程は

8日:実家の近所で花火
9日:宮古漁菜市場で海産物を仕入れ、浜辺でコメ炊いて自製海鮮丼。安くて美味。とくに殻つきウニからかき出した生ウニが最高です。
10日:白神ラインを車で走破。長い未舗装区間にあこがれていたものの、実際行ってみると最後のほうはやや辟易。その後不老ふ死温泉に入浴後、ふかうらラーメンの昼食。ビートたけしの名言「海の家のラーメン」を思い出す。
11日:田沢湖玉川温泉という毎年お決まりのパターン。田沢湖での湖水浴は子供のときからの習慣。水はきれいだし、混んでもたかが知れている。お勧めの穴場です。
12日:安家洞探検。次回は氷渡探検洞だと誓う。
13日:寝たきりの祖母孝行後、交通公園で子供をあそばす。疲れさせておいて、夜行バスに押し込む。
14日:柔道→女子サッカー→冬ソナというお決まりのパターンw

こんな夏休みでした。
世間から比べればずっと長いほうの休みなんでしょうけど、夏休みというのは何日とってもあっという間に終わるものです。
月曜からまた現実に引き戻されるのです。
あぁ。。。

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