« September 12, 2004 - September 18, 2004 | Main | September 26, 2004 - October 2, 2004 »

企業結合に関するFASBの暫定的結論(その4)

Losses attributable to the noncontrolling interest in excess of the noncontrolling interest in the equity capital of the subsidiary would be attributed to the noncontrolling interest rather than to the controlling interest.

:少数株主に帰属する損失が、子会社における少数株主出資の額を超過した場合、その超過部分は、親会社ではなく、少数株主に帰属する。

子会社が債務超過となった場合、それ以上の損失は少数株主に帰属させず、親会社に帰属させるのが原則でした。債務超過の会社が清算した場合、少数株主は株式が紙切れになる損失だけで済むのに対し、親会社はその超過分まで負担するのが通例です。したがって、親会社の立場で見る従来の財務諸表では、貸借対照表上の少数株主持分が0となった場合、それ以上少数株主持分が減少することはなく、それ以上の損失はそのまま連結の欠損金となりました。

今回の改訂案では、連結グループを一つの事業体と考える立場から、少数株主についても親会社と同様の負担をさせる考え方をとります。したがって、少数株主持分が0になって以降、さらに損失が発生するようだと、貸借対照表上の少数株主持分がマイナスとなる可能性があります。

IYの連結財務諸表におけるセブンの連結方法

セブンの資産200、負債100、IY出資60、少数株主出資40の場合

資産 200 / 負債    100
          少数株主持分 40
          子会社株式  60

その後セブンが100の損失を出した場合

資産 100 /  負債    100
           子会社株式  60
           連結剰余金 △60
           少数株主持分 0
(40の損失が帰属するため)

さらにセブンが100の損失を出した場合(セブンの債務超過などありえませんが・・・)
(従来)
資産  0 / 負債    100
         子会社株式  60
         連結剰余金△160
         少数株主持分 0
         (少数株主の負担なし))

(改訂案)
資産  0 /  負債    100
          子会社株式  60
          連結剰余金△120
          少数株主持分△40
          (少数株主も負担)
となるわけです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

【本】「不安イライラクヨクヨがなくなる本」内藤誼人 「ため息の時間」唯川恵

歳とともに不惑(まだそこまで歳いってませんが)どころか、ますます小心度に磨きがかかってきました。そんな中すがる思いで「不安イライラクヨクヨがなくなる本」(内藤誼人)を購入。そもそもこんな本を手にとって買ってしまう自分が好きになれないのですが。。。

心理戦がらみの書籍が話題の著者の(おそらく)最新作。心理学の専門家のようです。

しかしながら、


「自分が対人不安だと思っている人は、友人とお酒を飲むときに緊張するかどうかを考えてみてほしい。おそらくは、全く緊張しないであろう。」(p128)緊張するんです。小心者は。「不安イライラクヨクヨ」を抱える人は。たとえ友人であろうとも。そんな相手は友人ではないと切り捨てられてしまうのかもしれませんが、切り捨てられると私には友人がいなくなってしまいます。

「恋愛にまさる人生の楽しみはない。既婚者だって恋のパワーを生かしてみよう」(p161)。そのように器用に恋のできる既婚者はこんな悩み持たないんですよ。小心者は新しい恋をしたらその恋に対して「不安イライラクヨクヨ」を抱えてしまうんです。既婚者だったらなおさらでしょう。

そのほか「ほどほどの基準、達成可能なルールを自分に課せ」(p98)といいつつ、一方で「できないという限界点を自分で設けるな」(p142)と言ってみたり、「人まかせにせず、自分でやれることを増やすと活力や積極性がアップする」(p88)といいつつ、「仕事は一人で抱え込まず、苦しいときには手伝ってほしいといえる人になろう」(p109)と言ってみたり。教えを請おうと思った迷える子羊は右往左往するばかり。

結局、「心臓に毛が生えていると自認している」(p128)方には所詮小心者の気持ちなど分からないのだな、というのが正直な感想でした。

で、「恋のパワーを生か」すために、唯川恵「ため息の時間」を購入。疲れているときはこのような主人公が若すぎない軽い恋愛小説が癒しになります。「バス・ストップ」「終の季節」、強そうだっだけど、実は脆かったおじさん。タフネゴシエーターよりこんな人たちに親近感を感じます。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

企業結合に関するFASBの暫定的結論(その3)

(つづく)と言っておいて全然続いていなかったものの再開です。
その1
その2

Net income or loss and each component of other comprehensive income would be attributed to the controlling and noncontrolling interests based on relative ownership interests unless the controlling and noncontrolling interests have entered into an arrangement that requires a different attribution. In that case, net income or loss or the components of other comprehensive income would be attributed to the controlling and noncontrolling interests based on the contractual requirements of that arrangement.

:純損益およびその他の包括利益の個別項目については、持分比率に応じて、親会社持分と少数持分に配分される。但し、配分について別個の契約があればそれに従う。

その2は貸借対照表上の表示についてですが、今回は損益計算書の表示についてです。

従来は以下の順番で表示することが一般的でした。

収益
費用
税引前損益
法人税等
少数株主持分(控除)
当期純損益

第二回で書きましたとおり、従来は親会社の視点から見た財務諸表という色彩が濃いため、最終的な当期純損益を計算する過程で、少数株主が享受する利益の部分を控除してしまいます。

しかしながら、今回の改正では、連結を一つの事業体と見る考え方が反映していると見られ、以下のような表記に変更されます。

収益
費用
税引前損益
法人税等
当期純損益
少数株主持分(控除)
親会社に帰属する当期純損益

まず会社全体の当期純損益を算出して、それを親会社分と少数株主持分に配分するというような表記となります。

つまり、今までは純損益(Net Income)といっていた数値は、最終的に親会社に帰属する部分についての数値であったのに対し、改訂後は少数株主に帰属する部分も含めた数値になるということです。前回のIYとセブンの例で行くと、最終的にセブンの個人株主が持っていってしまう部分について、従来は純損益から控除されていたのに対し、改訂後は一旦純損益に含んだあとに、それをIYの取り分と、個人株主の取り分に配分する、という考え方になります。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

【映画】誰も知らない

結局3連休は3日とも出勤してしまったわけですが、最終日は早めに切り上げ、映画を見ることにしました。もう終映間近の「誰も知らない」。川崎チネチッタにぎりぎりで駆けつけたら既に満席。昼の3時であるのにすでに最終上映時間であったため、時間をつぶして横浜の某映画館で仕切りなおし。ここはそんな混んでるわけではない。チネチッタは休日行っては行けないところになってしまったのかもしれない。

しかし、この映画。もちろん笑えるわけではなく、かといって感動作なわけでもなく、悲しくて涙ぼろぼろというわけでもなく、終了後はただただズシーと心に重さが残る読後感。かといって不快感ではない。これは何なんでしょうか。正直、まだ自分の中で消化し切れていません。

この映画を一貫して流れるのは、圧倒的な絶望感とその後に表れる一縷の希望。三歩下がって一歩進む。この繰り返し。これを監督は盛り上げようともせず淡々と映像にしていっています。

主演の柳楽さんだけにスポットがあたっているような感じですが、長女の北浦愛さんもいい表情を見せてくれます。とにかく子供たちの表情がすばらしい。これを引き出したのが是枝監督の腕なのでしょうか。

詳細はカトラーさんのところで。ここからさらにトラックバックをたどっていけば無数の評論が見られると思います。

さて、マイペースで仕事をしてきて、戯言を書いていた3日間が終了。明日からは通常モードでの更新。再開できるでしょうか。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

遭遇、石川ひとみ

 石川ひとみさんを見てきました。

といっても、偶然の産物。休日通勤途上の駅ビルのイベントのライブ会場に通りすがったためです。
会場がかなり狭く、20分前で結構な人だかりでした。
(といっても、往年の人気のことを考えるとまだまだ少ないような気がしましたが)。

仕事はいつでもできる。
でも石川ひとみはたぶん一生見ることができない。
そう考えて私も人だかりの一員に加わることにしました。

14時ちょうど、「まちぶせ」のイントロとともに石川ひとみさん登場。
遠目で見る限りでは、往年の姿と変わっていません。
彼女は10年ほど前大病を患い、一時期活動を停止していたはずなのですが、そのようなブランクは微塵も見せません。
また歳をとってから往年のヒット曲を歌う場合、キーを下げる場合が多いのですが、彼女の場合はしっかり原調で歌っていました。声色も当時のイメージそのままでした。

2曲目は「プリンプリン物語」。二十数年前のNHKの人形劇のテーマ。もっともこの3月までNHKにて再放送をしていて、うちの子も見ていたため、ナツメロという感じはしません。

以下は彼女が最近出したCDから以下の童謡を披露。
夏の思い出
 ふるさと
 小さい秋みつけた
 浜千鳥
 もみじ
 バラが咲いた

 個人的には「まちぶせ」以外の昔の持ち歌を歌ってほしかったのですが、そのようなマニアックな場ではなく、あくまでファミリー向けのイベントなので仕方のないことなのでしょう。
 
30分ほどの短いライブでした。
 さすがにその後の握手会に参加する時間まではなく、すごすごと仕事に向かいました。

「まちぶせ」のときは私は15歳。少しだけその頃の自分に戻れました。
偶然このような場に遭遇でき、幸運にも最近不調だった精神状態の癒しにもなりました。

オフィシャルサイトによると、今日が彼女の誕生日とか。
おめでとうございます。素敵な一日をありがとうございました。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

「始業前に「昨日の仕事」をすます人が成功する」の実行

復活宣言をした割にはまた穴あけてしまいました。
この言い訳などを。。。

「始業前に「昨日の仕事」をすます人が成功する 高井伸夫

上記書籍を読みました。
朝の時間は2倍、3倍の能率があがるというというのが趣旨で、まあ目新しい話ではありません。野村正樹氏や、中島孝志氏が書いているのとほぼ同じことといえます。

しかし、すぐ影響されやすい(そしてすぐ飽きやすい)私はまた感化されてしまいました。Blogを書くなら朝のほうがいいのではないかと。夜は眠くて思考が散乱する。だらだらやっていると睡眠時間を圧迫する。朝書くのであれば自分で締め切りを設定しているのも同然であり、短期間で考えをまとめる訓練にもなる。これは名案だ。

また、深夜はココログが異様に重く、いらいらすることが多い。早朝ならばさくさく動くのではないか。

そうは言っても、平日5時半起きの生活をしている私。今でも決して遅い起床時間ではない。帰宅は1時になることも多く、就寝時間は大体2時半。これ以上の睡眠時間削減は体力的につらい。でも、同じ睡眠時間なのであれば、どんなに遅く帰宅しても1時半には就寝し、4時半に起床するほうが、生活パターンとしてはいいのではないか。もっと早く帰って寝れば4時起きも可能だ。よし、これで行こう。

。。。こういうことは大学受験時代から試みては失敗していることなんですけどね。

睡眠時間固定でも1時半~4時半と2時半~5時半では大違い。1時半に寝ることは簡単に実行できる(当たり前か)。、しかし4時半に起きることはつらい。というよりも、全く目が覚めない。もともと十分な睡眠時間からは程遠いため、4時半などという時間は簡単に通り過ぎてしまうのである。家族がいるため、目覚ましを遠慮がちにかけていることも原因だろうが、それも改善が難しい。結局気づいたら5時半なのである。

どういう生活パターンがベストなのか。もう少し試行錯誤してみます。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

« September 12, 2004 - September 18, 2004 | Main | September 26, 2004 - October 2, 2004 »