適時開示に係る宣誓書・有価証券報告書等の適正性に関する確認書
2/15より、掲題文書の開示が東京証券取引所のサイトで公開されています。
この宣誓書は東証によると、
宣誓書における具体的な宣誓内容は、「投資者への適時適切な会社情報の開示が健全な証券市場の根幹をなすものであることを十分に認識するとともに、常に投資者の視点に立った迅速、正確かつ公平な会社情報の開示を適切に行えるよう添付書類に記載した社内体制の充実に努めるなど、投資者への会社情報の適時適切な提供について真摯な姿勢で臨むこと」です。宣誓書には、上場有価証券の発行者の代表者の自署が必要とされています。
ということです。
提出時期は
宣誓書制度の導入に伴い上場有価証券の発行者から提出される最初の宣誓書は、現在、平成17年2月末日(外国会社については、同年3月末日)を提出期限として、提出が進められているところです。
とのことですで、2月中には全上場会社揃うことになります。
例えばGMO社を見てみましょう。この宣誓文、基本的のは東証の指定した文言そのままを書くことになっています。その通りになっていますね。。。
と書こうとしていたのですが、タイプミス発見(笑)
「根幹をなるもの」→「根幹をなすもの」
「性格かつ公平な」→「正確かつ公平な」
社長の筆跡も分かります。この字で手帳を書かれると読めない気がしますが、人のことは言えませんのでこれくらいにしておきます。
まあ、実際の不正行為の抑制効果がどれだけあるかはともかく、社長にこういうものをサインさせて意識付けをして行くということには重要である思います。
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Comments
不正の抑制効果はそこそこあると思ひます。
過去
「、、、それは部下が、秘書が、やったことでワタシは報告を受けていなかった」
→一件落着。
提出後
「、、、それは部下が、秘書が、やったことでワタシは報告を受けていなかった」
「あんた、ここにタイムリーディスクロージャーができるコーポレートガバナンス体制が出来てると自筆サインしとるやないけ」
Aパターン「、、、でもそのことについては事前に耳に入っておりませんでした」
「それやったらこの宣誓書のサインはウソやった、ゆうことかいな、責任とりなはれ」
Bパターン「、、、実は事前に聞かされておりました」
「それやったらあんたが責任とりなはれ」
→一件落着
Posted by: りんご | 2005.02.17 12:43 AM
いい記事をありがとうございます。
質問受けて困っていた部分でしたので^^;
Posted by: grande | 2005.02.17 10:19 PM
ちなみにJASDAQは3月末が提出期限ですのでJASDAQ上場会社は東証上場会社の文例を元にこれから作り始めるところ、といった感じです。
Posted by: りんご | 2005.02.18 12:25 AM