七色のおばんざい
いいんですよ、これが。
何がいいって、相田翔子の和服姿。
ストーリーは上記WEBにあるとおり、京風おばんざい屋の女将が訪れる客やその知り合いが背負う心の闇を解決してしまうという、まあ誤解を恐れずに言えば女将版「ザ・シェフ」といったところだと思います。ただ、この女将自体も暗い過去を背負っており、今週あたりからいよいよ自分の過去にも立ち向かって行きます。
ウルルンなどでは、ぜんぜんウルルンしていないと揶揄される彼女ですが、そのやや感情を押し隠すような表情が、このドラマには非常にマッチしています。優しげでどこか陰のあるその表情が、登場人物の過去のトラウマを解きほぐしていってくれます。
そして、過去に某コンサートホールの前のほうに陣取り、ナマ相田翔子を目の前に「愛が止まらない」を熱唱したり、某パーティーイベントで「淋しい熱帯魚」を踊らされたり、といった筆者の過去のトラウマもまた、優しく包んでくれるのでした。
このドラマ、レビューサイトではあまり取り上げられていないようでしたので、さらに情報を調べてみたところ、なんと原作者の柴田よしきさん自身がブロガーでいらっしゃるようです。失礼ながら作品は未読ですので、これを機会にまず原作から読ませていただこうか、と思っています。原作は多少趣が違うようですので、逆に楽しみです。
(written on July.21)
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