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違反事件発生の反省と責任及び今後の再発防止策について(中央青山監査法人)

違反事件発生の反省と責任及び今後の再発防止策について


このたび、当法人のカネボウ関与社員3名が、同社の粉飾決算に関与した疑いで起訴されたことにつきまして、関与先、業界、関係官庁、および社会一般に対して、甚大なご迷惑と信用失墜を招いたことを、まず、深くお詫び申し上げます。また、当法人内において今回の一連の事態を事前に把握できなかった社内審査体制の不備について、心より反省し、お詫び申し上げる次第です。

今回の事態に対する管理責任と反省の意を明確にするため、処分と今後の再発防止徹底のための6つの対応策を実施いたします。

・・・

2.今後の取り組み
(1)監査職員500名の増強
監査の品質を維持するために、監査職員を今後3年間で2割(約500名)増加させます。


深く掘り下げている時間が全くないので単なる感想に過ぎませんが、ここが引っかかりました。
不祥事を起こした一般企業が、「今後このような不祥事を防ぐため、人員増にむけて採用を活発化します」という対策を打ち出すことなど考えにくいのですが。うがった読み方をすれば「適正な監査報酬がもらえなかったから、人が増やせず、こんな事態になった」という責任転嫁にも聞こえてきます。

いや、私も言わんとしていることは分からないではないのですよ。ただ広報対策上、プレスリリースで打ち出すべきことなのかなと疑問に思っただけです。

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