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四半期決算は「積み上げ」か「再計算」か (12/22日経金融)

二〇〇八年三月期から導入される上場企業の四半期決算に関し、財務諸表を作成する手続きについて企業側と投資家など利用者側との間で意見が分かれている。三カ月単位で計算した数値を足し合わせて財務諸表を作る積み上げ方式と、四半期が終了するごとに、それまでの財務諸表をまとめて計算しなおす方式のどちらかにするかが焦点だ。

わはは、くだらんこと揉めている。

7-9月の財務諸表を作成するのに、7-9月独立で作るのか、4-9月の分を作成して、4-6月分を差し引いて作るのか揉めているということ。

財務諸表を作ったことのない方にはぴんと来ないかもしれません。なぜこれで結果が異なるのでしょうか。

この場合為替レートの影響が異なってきます。

4-6月の平均レートが$1=\110
7-9月の平均レートが$1=\120
4-9月の平均レートが$1=\115
であり、

4-6月の売上高が$1,000/月
7-9月の売上高が$1,200/月である場合

【積み上げ方式】(こんな名称は初めて聞きましたが)
4-6月売上高 \330,000
7-9月売上高 \432,000
半期売上高  \762,000

【再計算方式】
4-6月売上高 \330,000
7-9月売上高 \429,000
半期売上高  \759,000
(半期売上高=((1,000*3)+(1,200*3))*115)

と、数値が異なってくるわけです。

積み上げ方式のほうがわかりやすいのでしょうが、企業としては為替レート変動は長期的に把握しますから、再計算方式のほうが実感にあう数値が出てきます。

まあ、どちらもそれなりに根拠があるのですからどちらも認めてくれたっていいと思うのですが。

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