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羽生王位・王座のサイン会

既に一週間以上も前の話ですが、22日、丸善丸の内本店での羽生さんのサイン会に行ってまいりました。
habusign

さすが、達筆です。でも。。。

「先生、読めません」

玲瓏(れいろう):
(1)金属・玉などがさえた美しい音で鳴るさま。また、玉を思わせる美しい声の形容。
(2)玉のように美しく輝くさま。さえて鮮やかなさま。
(出典 goo辞書

さらに

今北:羽生さんは、最近、色紙を頼まれると「玲瓏」という言葉をお書きですが。
羽生:「八面玲瓏」というのがもともとの言葉で、いつも気持ちが透き通ってクリアな気持ちで・・・という意味のようです。
(定跡からビジョンへ 羽生善治 今北純一 文芸春秋)

とのことのようです。

透き通ってクリアな気持ちですか。
まだまだその境地には遠いなぁ。見透かされた気分です。

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会計基準の共通化 第1弾の6項目選定 (1/26日経)

:企業会計基準委員会(斎藤静樹委員長)は25日、国際会計基準理事会(IASB)との会計基準共通化に向けたプロジェクトの第一段階の対象として、「海外子会社との基準統一」など六項目を選定した。三月上旬にも第一回会合を開き、IASB側に提案する。

:また、日本では会計基準の対象ではない、経営陣の報酬総額の開示を盛り込むか否かも検討する。

企業会計基準委員会(ASBJ)のサイトでは何ら公式の発表がないようです。日経の記事を参考にしますと、今回の対象項目は6項目で、それは、以下を含むということのようです。

・海外子会社との基準統一
・棚卸資産の評価
・セグメント情報
・投資不動産の評価

「海外子会社との基準統一」については、日本公認会計士協会監査委員会報告第56号「親子会社間の会計処理の統一に関する当面の監査上の取扱い」により「在外子会社の会計処理についても、本来、企業集団として統一されるべきものであるが・・・当面親会社と子会社との間で統一する必要はないものとする」と規定されています。単に実務上の便宜であって論理的根拠はありませんから、見直しの俎上に上がっても当然ですね。ただ実務的には大変です。各国の子会社から日本基準に関する情報を収集しなければなりませんので。

「棚卸資産の評価」では、日本基準が原価法を認めていることが最大の相違点として浮上してくることが予想されます。また取得原価の算出方法として、最終仕入原価法などが実務で散見されますが、これも国際会計基準では認められません。

「セグメント情報」では地域別と事業別の開示を求める点では、日本基準と大きな差異はなかったものと記憶しています。ただし、開示の内容として「セグメント別負債」の開示が規定されていたかと思います。資金調達を全社一本で行っている場合は、それを何らかの形で分割する必要があります。(Feb.4 MOさんの指摘により削除)

「投資不動産の評価」については、国際会計基準では公正価値もしくは原価+公正価値の開示という形での表記が求められています。日本では通常の固定資産どおり原価により貸借対照表に表示されますので、IASに合わせるとすると、公正価値の開示が新たに求められることになります。

あと、「日本では会計基準の対象ではない、経営陣の報酬総額の開示」ってのは何でしょうね?国際会計基準でも会計基準の対象ではないと思ってますが。これは規制当局のポリシーの問題であって、会計基準設定主体が議論することではないのでは?

(Feb.4 MOさんの指摘により追加)
経営陣の報酬総額の表示はIAS24号にて規定されています。

(written on Jan.30)

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英ボーダフォン 一転黒字 国際会計基準ベース9月中間(1/24 日経金融)

英ボーダフォン・グループは国際会計基準ベースの2004年9月中間業績を開示した。税引き前損益は、現行の英会計基準による21億ポンド(四千億円)の赤字から一転、45億ポンド(八千七百億円)の黒字になった。買収企業ののれん代を償却しないことが主因で、企業の「見え方」が百八十度変わる結果となった。

英国の会計基準と国際会計基準とで、無形固定資産の会計処理が異なる影響が大きい。国際基準は買収先の、のれん代の処理を減損処理に一本化。買収先の業績が悪化したときに損失を計上する一方、毎期の償却を認めていない。

国際会計基準の導入では、おおむね業績数値がネガティブな方向に働くのが常ですが、これは極端な形で逆に出てしまった事例です。△21億ポンドから45億ポンド。66億ポンドの業績改善というのは半端じゃありませんね。

いわゆる「のれん」については、米国基準が2001年に償却を禁止する代わり、毎年価値の低下がないか確認するテストを行い、価値が低下している場合(記事に書いてある「業績が悪化したとき」は若干不正確です)は簿価を切り下げ、損失を計上するという会計処理を採用しており、国際会計基準もおおむねそれに追随しています。
日本では最近できた企業結合の会計基準においても、このやり方を採用せずに、一定の年数で均等償却する会計処理を採用しています。日本基準から国際会計基準に変更した場合もこれだけのインパクトがあることになります。

ボーダフォンのウェブサイトを見ると、この国際会計基準採用によるインパクトについては盛んに投資家に情報喚起をしているようで、専門のコーナーを設けています。この国際会計基準による9月中間期のプレゼン資料、国際会計基準と英国会計基準との差異の詳細資料など盛りだくさんです。ちょっと読んでみたいと思います。今日は遅いのでこれにて。

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共通会計基準へプロジェクト(1/21 日経)

:企業会計基準委員会は21日、国際会計基準理事会(IASB)との間で企業会計基準の共通化に向けた共同プロジェクトを立ち上げることで合意したと発表した。3月にも東京でIASBのトウィーディー議長らが出席して、第一回の会合を開く方向で調整するという。

プレスリリースはこちらです

以前はこちらのほうでネタにしておりまして、企業会計基準委員会(ASBJ)では、このようなリリースをしています。今回のプレスリリースで、コンバージェンスに向けてさらに一歩前進したことをアピールしています。

今回合意された点として

・経済実態や法制度のような市場環境が同等である場合には、双方の概念フレームワーク又は会計基準の背景となる基本的な考え方を判断基準として利用し、現行基準の差異を縮小することを目的として、現行基準の差異を識別し、評価する。

・双方の概念フレームワークの差異についても検討対象とする。これは、本プロジェクトの中では、別のプロジェクトとして双方が検討することに合意した時点で行う。

と、やたら「概念フレームワーク」という言葉が出てくることが気になります。

概念フレームワークについては、こちらでネタにしています。少なくとも明文化された概念フレームワークはなく、以前に発表したものもあくまで討議資料であり、公式文書ではないとのスタンスをASBJは取っています。であるとするならば、どうやって判断基準としたり、差異を検討したりするのでしょうね。「明文化」されてない概念フレームワークが仮にあるにしても、その比較作業を英語で行うことは相当の困難が予想されます。

まあ、その困難を理解しているからこそ、概念フレームワーク又は会計基準の背景となる基本的な考え方あるいは、双方が検討することに合意した時点で行う。などと細かく逃げをうっているのでしょうけれども。

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PCの老化現象

週後半はFEPが死んでおりました。

最悪の場合、PCの初期化が必要でありましたので、せっせとバックアップ作業にいそしんでおりましたところ、何とか機嫌を直してくれて、現在はだましだまし使えるようになりました。

そういえば、人生で最初に買ったPCもFEPに変調をきたしたあたりからぼろぼろになっていったっけ。。。

というわけで先週末に関しては休載ということでご了承を。

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