宮崎・江平小学校吹奏楽部・半年の挑戦
14日、年末の出張中に痛めた足の治療へ、前日の泡盛の抜けない中、整形外科へ。私は単に近所だから行っているのに過ぎないのですが、有名な先生らしく、1時間半待ち、治療3分というのが常態の病院。
待ち時間は非常に退屈なので普段は読書などをしているのですが、泡盛でボーっとしていたため活字を見る気がせず、普段はほとんどみることのない、午前中のNHKなどを眺めていました。
すると、「宮崎・江平小学校吹奏楽部・半年の挑戦」というタイトルの番組が目に飛び込んできました。そして吹奏楽の音が耳に。そこかしこで書いていたかと思うのですが、私も吹奏楽部OB。ついつい目と耳がひきつけられていきます。
全校生徒が約100人でそのうち30人弱が吹奏楽部員であるという、この小学校。春に新入部員が入部してから、見事に地区のファンドフェスティバルで最優秀に輝くまでを描いた、まあよくあるお涙頂戴もん、といってしまえばそれまでなのですが・・・
まず、怖い女子の先輩に泣かされる男子部員の図。そうなんです、男女別の運動部や厳しい練習のない文化部とは異なり、吹奏楽部では怖い女子の先輩というのが常に存在します。その存在におびえながら男子吹奏楽部員は成長していくのです。
また、近所の高校の練習に参加し、自分たちにないものを自分たちで探っていくシーンもよかったです。彼らは「ベンチマーク」などという言葉などは絶対に知らないでしょうが、体で覚えて小学校を卒業することになります。
そして、スタンドプレーに走りがちなソリストが、先生に部の運営を任され、手探りながら後輩とコミュニケーションをとっていく姿が感動的。「部下に対する声かけ」ってやつですね。新米管理職の私などより、ずっと上司として頼りがいがあります。
このようなマネジメント体制を作り出していった先生がすごいのだと思います。年齢は書いていないのですが、私と同学年なことはあるページをみればわかります。教育現場だけにおいておくのはもったいない。ぜひ一度企業でマネジメントをやってみてください。
途中に3分の治療時間をはさみ(笑)、45分じっくり楽しませていただきました。
普段見ない時間にテレビを見るというのもたまにやってみるものですね。
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