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連結対象を厳格化 国際会計基準理(2/7 日経金融)

国際会計基準(IAS)を作る専門家組織の国際会計基準理事会(IASB)は、上場企業の連結決算の対象範囲を厳格にする方向で見直す。企業グループのお金の流れの実態を正しく開示するためには、特別目的会社(SPC)などの会計処理を厳密にする必要があると判断した。日本の企業会計基準委員会もライブドア問題を受け、連結ルールの明確化に動き出す方針で、日本の議論に影響する可能性もある。

IASBのサイトを見てもそれらしきことは書いていないので詳細は分かりませんが、本当だとすると日本にとってはタイムリーなネタですね。

この動きが本当だとすれば、おそらく米国の基準がベースになるかと思います。日本でもSPCの会計基準整備の動きがあり、当然このIASの動きを横目で見ながらということになるでしょう。

SPCの会計基準は、EUから指摘を受けているIASとの大きな差異の一つでした。これは米国も指摘されたことでした。これらが一体で動き始めると、国際的な会計基準収斂の動きは大きな一歩を踏み出すことになるでしょうね。

簡単ですが、本日はここまで。

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