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トーマツ・中央青山の監査先 業績下方修正多く(6/1 日経金融)

ドイツ証券が企業の会計監査人と業績修正の関係を調べたところ、四大監査法人のうちトーマツと中央青山の監査先企業が、相対的に期初予想を下方修正しやすいことが分かった。逆に新日本とあずさでは上方修正の割合が多い。

統計的にどこまで信用できる数値なのか私には分かりませんが、実務家としては「だから何?」ってのがよく分からない。

もともと将来の業績についてなど、監査法人に分かるわけはないのだから、業績予想の際には監査法人に相談しないのが通例かと思っています(よっぽど何か新しいことをしようとしているのであれば別ですが)。その予想が外れることにかんして、どこの監査法人が関与していたかが関連するとはどうしても思えない。

強いて言えばこの調査が対象にしている03/3-05/3というのは、エンロン事件の余波で会計監査がより厳格となったといわれる時期に対応していますので、下方修正が多いという事実は「過去のしがらみにとらわれず膿を出した」というむしろプラスの評価さえできるような気がします。

もっとも、近年に上場した企業のみの調査であれば、管理がしっかりしているところだけを引き受けているのか、とにかく受注拡大に走ったのか、ある程度の評価はできるかもしれません。

どちらにしろ、修正の内容を分析しないと、まだ意味ある調査とはいえないかと思います。記事では「だから何?」の内容については一言も触れていませんが、それは賢明な判断かと思います。

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