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よいお年を from上海

ごぶさたしております。
再び上海に来ており、本日帰国予定です。

結局12月の月の1/3は上海にいたことになります。
事務所が繁華街からかけ離れており、そんな事務所で22時近くまで仕事をするような環境で、
面白いことなど、何もないままに帰国することになりそうです。

それでも30日(土)の午前中は、観光と土産物選びに確保しておいたのですが、
何でも中国当局のお達しにより30、31の土日も平日とすることになったとか。
おかげで30日まで仕事をすることになり、帰国日も1日延長ということになりました。
7日連続平日という異常さもさることながら、そんなことが一週間前に決まるということへの新鮮な驚きと、そんなときにわざわざ上海にいるというわが身の不運を感じております。

また、ネット環境も最悪。どこかに書き込もうとする気力を失せさせる重さでした。
しかしながら、それは中国であるという原因以上にこんな事象があったためといわれており、ここでもわが身の不運を嘆くのみです(まあ、地震に直接ぶつからなかったからよかったのですが)

で、これから日本に飛び立ちますが、飛び立ち先は福岡。家とはかけ離れておりますが、連続出張です。大晦日は家族と別れ、一人遠地で年を越すことになりそうです。

福岡でも書き込めるかどうか分かりませんので、ここで。

数少ない(笑)訪問者のみなさまへ、よいお年を。

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ノロウィルスの語源はNorwalk

ノロウィルスの語源はNorwalk

こんな話をラジオで聴きました。ノーウォーク市といえば、米国会計基準審議会(FASB)の所在地。IASBとのコンバージェンスを目指したNorwalk合意が(ごく一部では)有名。これは意外なネタ。

と思いきや、

ノーウォークって5か所もあるんですね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AF

ノロウィルスの発祥はオハイオ州。FASBの所在地はコネチカット州。

妙なうんちくを振り回して恥をかくところでした。

てな、小ねたから徐々に復活を目指したいと思います。

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上海に来ております。

ココログがメンテだの障害だのと言っている間に、上海に飛んでおります。
ネット環境がいまいちですので、滞在中は書き込みも巡回もあまり行わない予定です。

12/10(日)帰国予定であります。

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松本出張記(2)

翌朝帰りの電車に乗る前の松本城。八時半から開城しているため、なんとか帰りの電車前に滑り込むことができた。が、さくっと見てさくっと帰ろうとする意図を見透かすように、中は急勾配の階段。石川数正にはバリアフリーという発想は全くなかったらしい。半ば汗ばんで天守閣に到着。開け放した天守閣の風は心地よい、と思ったのは一瞬だけで、観光客がまだ来ないたった一人の師走の天守閣は肌寒いのである。快晴であればアルプスの山々も望めそうだが、朝一ということもあり、上空には靄が。これも残念。そして、山男なら知っている。急勾配というのは登りよりも下りの方がリスキーなのである。少なくともパソコン担いで行くところではない。一日かけてゆっくりしたい。どこに出張しても思うことは同じである。

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城についての詳しい解説はおおたさんのブログに譲る。素人目にはただただその黒さが印象に残る。

そして、その黒さを盾にとって、松本城を世界遺産に推薦することを決定したことを一面に載せているのが12/1付け信濃毎日新聞。唯一の漆黒の天守ということで、既に世界遺産登録されている姫路城(そして暫定リストに入っている彦根城)との差別化をめざすとか。しかし周辺の景観を整えるためには大正時代に埋めた外堀の復元が不可欠とか。周辺住民との協議は具体化していない、ってそりゃそうでしょうよ。そんなもの今から掘るんですか?そしてそれはダムにはあたらないのですかね。

この日の信濃毎日新聞、これ以外には意外と地元記事が少ない印象。「信州の現場から、会社のかたち」という連載が興味ぶかそうであるが、本日の語り手は長野出身らしい鈴木敏文氏であるのであまり新味がない。目に止まったのは「・・・・実行委員会は・・・冬季スキー場安全祈願祭を開いた。・・・出席者は適切な時期の適度の降雪を願った」という記事。「適切な時期の適度な降雪」。願われた神様も大変だが、願うほうは本当に必死なんだろうなと思わせる記事。

最後に30分ほど残して、駅の中のみやげ物やを冷やかす予定であったが。駅ビルのみやげ物街の開店時間は何と10:00。出張者は帰っちゃいますよ。観光客だけ相手にしてればいいですかそうですか。仕方がないので駅前の昔ながらのみやげ物屋に入る。2000円ほど買い物して聞いてみた「カードは使えますか?」。一瞬の空白の後「いやー、ちょっと機械が壊れていて・・・」。10時まで開かない駅ビルでも、老舗に対するキャッシュフローインパクトはかなりのものらしい。

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松本出張記(1)

11月30日

短時間滞在ながらこの手の出張で心掛けていること

・何かは食べよう(但し仕事が控えているのでアルコールは厳禁)
・何かは読もう(地元の本をひやかす。できれば買う)
・何かは見よう(但し午後一で仕事ができるよう)
・朝刊を読もう(地元紙)

余裕を持って到着したつもりであったが、到着後に開いたパソコンのタッチパネルがいきなりフリーズしてしまい、対応に一時間ほどロスをしてしまう。もう壊れても惜しくない旧型の(したがって重い)パソコンを外出用にしているだが、本当にそろそろ限界かもしれない。

店をじっくり選んでいる間もなく、駅前の蕎麦屋に入る。うむ、確かに普通の駅の駅前にある定食屋よりは美味いかもしれない。でもその程度、という気がする。
小沢征爾、筑紫哲也、南こうせつ・・・店にある色紙のメンバーがなんとなく微妙なのである。

本屋も駅の中にあるところしか行けず。ただし、多くの地方都市同様、郷土の本のコーナーはちゃんとある。みると、なにやら「品格」のある本が並んでいる。確かに新田次郎は諏訪出身らしい。でも「品格」の方は関係あるのでしょうか?

郷土出版社という出版元の本が並ぶ。本社が松本にある模様。名前の通り、松本に限らずいろいろな地方の出版を請け負っているらしい。松本関係では小説「安曇野」の舞台を追った上下刊2冊の本が興味ぶかそう。しかし、これを理解するためには「安曇野」を読破する必要がある。それが分かり易いところに置いてあればひょっとしたら衝動買いしたかもしれない。なんとも惜しい客を逃したものである。

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米、過剰規制を見直し・企業改革法緩和へ(12/1 日経)

米、過剰規制を見直し・企業改革法緩和へ

 米政府は財務諸表に対する企業経営者の宣誓義務などを定めた米企業改革法の適用基準を緩和する。上場企業が正確な決算書を作成するための社内体制の整備を求めた「内部統制ルール」を見直し、形式的な監査基準を緩めるほか、中小企業への適用を一部除外する。「監査料など上場企業のコストが重くなっている」との批判に対応し、負担軽減で新興国企業などの米株式市場への上場を呼び込む。2008年度から内部統制ルールを導入する日本の議論にも影響しそうだ。

 内部統制ルールは01年のエンロン破綻をきっかけに定めた米企業改革法の規則で04年から適用されている。監査法人を監督する上場企業会計監視委員会(PCAOB)幹部が日本経済新聞記者に内部統制ルールを簡素化する方針を明らかにした。監督当局である米証券取引委員会(SEC)が12 月中旬に委員会を開き、見直しのガイドラインを公表する。07年末に財務報告書を提出する企業から適用される見込みだ。

出張先の朝食でこんなニュースが飛び込んできました。
日経のインタビューとのことで、バイアスがかかっている可能性がありますが・・・

記事によると「緩和」の内容は以下の通り。

①全ての項目に関する年一回の監査義務を緩める
②規模の小さい企業への適用を一部除外する
③監査法人による経営者の内部統制ルールへの取り組み評価制度を廃止する
④内部統制ルールを監査する監査法人と財務諸表監査を担当する監査法人の協力を認める

②はある程度想定内ですが、
①が実施されれば、企業にとってはかなり負担軽減になるかと思います。税務調査が一年に一回来るのと二年に一回来るのではだいぶちがいますからね(笑)。
③は何を言っているのかよく分かりません。
④もよく分かりません。米国と言えど内部統制監査と財務諸表監査を異なる監査法人が担当しているというのはそんなにないのではないかと思うのですが(すみません、推測でしかありません)。あるいは、ある程度の内部統制コンサル業務を認めると言うことなのですかね。

取り急ぎ速報と感想まで。

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