« January 15, 2006 - January 21, 2006 | Main | January 29, 2006 - February 4, 2006 »

【映画】博士の愛した数式

春先のうららかな景色に彩られた、
寺尾聰の円熟した演技、
そして心地よく流れる時間・・・

私生活の不幸をまったく見せずに、
博士について語る教師の語り
そして心地よく流れる時間・・・

淡々と流れるストーリーにうまく溶け込んだ
加古隆のメインテーマのピアノの音
そして心地よく流れる時間・・・

そう、
心地よく流れる時間・・・


・・・寝ちまいました(涙)



目が覚めたときには既にクライマックス。
でも、つまらないせいではなさそう。

もう一度行く予定です。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

決算操作を行うための部(2)

昨日の続きをば

こうして2週間かけて数値はほぼ固まります。ではこの場面で決算数値の発表ができるのか。まだできません。今後は以下の作業が出てきます。

・会計監査

もちろん固まってから「では始めましょう」などという上場会社はいまどきないでしょう。期中から会計監査は行われていますし、決算作業中も入り込んで並行して作業しているわけです。しかしながら、会社の作業が終わっても会計監査が終わるとは限りません。会社の判断としての数値が固まったとしても、それがひっくり返される余地はまだ残っているわけで、そんな状態で数値を公表すると赤っ恥をかきかねないことになります。

それでも最初に開示する決算短信は監査対象ではありませんので、恥はかくけどもそれで終わり、というのが従来の感覚でありました。ところが最近では社長がTシャツを着ているような会社が決算短信をしくじると証取法上の「風説の流布」にあたるという新解釈がまかり通りようになってきたため、このあたりはかなり慎重に対処しなければならないということになります。

・財務諸表以外の開示

貸借対照表と損益計算書があれば何とか格好がついたのも昔の話。キャッシュフロー計算書をはじめ、ほかにもさまざまな注記事項が決算短信提出時に東証から要求されます。本当にこんな時期に開示する必要があるの、とか思う情報もありました。みな思うことは同じであったようで、これに関しては東証の開示は速度を重視し開示内容を簡素化する方向にゆり戻しが起きていますので、これは個人的にいい傾向だと思っています。

・CFO(IR担当)のおべんきょ時間

これは会社ごと、および同じ会社でもCFOが変わると、かなり変わるところかと思います。のんびりした時代ではそこの会社も想定問答集を一言一句丁寧に作って担当役員に提出していたかと思います。今もそういうところはあるでしょうし、そんなもの作っても無視して自分の言葉で語ってしまう役員もいるでしょう。ここをどう準備できるかによって必要時間は変わってきます。後者の方のほうが準備時間は短く済むでしょうが、多少時間がかかっても振り付けどおり動いてくれる方のほうが事務方としては楽でしょう。また大方の会社では財務諸表を作る人と、語る人は別ですので、語る人、すなわちIR担当はこの時点から勉強し始めることになります。

まあ、こんなことをつらつらやっておりまして、気づいたらもう4週間弱過ぎた頃になります。ここでようやく数値が公表できるわけです。たしかに決算発表が1ヶ月以上先、というのであればまだまだ改善の余地はありそうですが、一定の会社規模で20日をきるのは正直まだまだしんどそうな気がします。

性懲りもなく続きます。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

決算操作を行うための部

おおたさんのところから
劇場型警察国家の片棒かつぐマスコミ

そして、およそ会社の経理部というのは、こういう決算操作を行うための部であるといっても過言ではないのではないか。世間には会計事務所はたくさんあり、自社内に経理部社員を抱え込むより長期的には安い。第一、本来、SAPとかを導入している会社なら、決算期が終了した翌日でも決算ができるはずなのに、公表するのは1ヶ月以上先になる。米国だと10-20日後に決算は発表している。それと、経理出身者が役員に入っている会社は、たいていダメだ。錬金術に頼っている。

うーむ、困った。ひそかに敬愛するおおたさんから、「お前は粉飾の片棒を担ぐ犬だ」といわれてしまったのである。どうしよう、もうオフ会には出入り禁止になってしまうかもしれない。あのバーのマスターともお話できなくなるのか。いやそれよりも、バームクーヘンを食べるたびに、トラウマに悩まされなければなくなるのか・・・

うん、今後バームクーヘンを美味しく食べるためにも、犬は犬なりに、なんとか反論しなければならない。

SAPを導入していれば、翌日でも決算数値が出る。確かにそうかもしれないです。SAPはいじったことないから分かりませんが、すくなくとも経理システムと名のつくものを入れている限り、理論的には可能なはずです。

が、そこで出てきた数値というのが本当に正しいかというと、そうもいえないわけで。上流には人間がいるわけです。ヒューマンエラーは証券会社の発注部門の専売特許ではありません。またたとえヒューマンエラーがゼロであったとしても、数値に関する何らかの検証作業は必要。予算比分析やら、前年同期比分析やらを重ねて数値が正しいのだという心象を得た上で、トップに報告。ここまでで3-4日はかかります。

単独決算のみの会社はこれでいいのですが、通常の上場会社ですとこれに連結決算が入ります。4-5日で各社の単独決算のおおよその数値が固まりますので、こんどは親会社がこれを収集しなければなりません。収集してこれを足し算した上で、連結内の取引を引き算するという作業が必要となってくるわけです。

もちろんこれも経理システムという名のものを導入している限りは、建前はボタン一つでできるわけです。しかしながら、ヒューマンエラーもさることながら、多くの会社の財務データを足し算するというのは簡単なことではないわけで、親会社と子会社の債権と債務が合わないとなると引き算がうまくできないことになります。もともと両者の計上基準が異なったりするとこういう事態は日常茶飯事となります。また単独決算では比較的簡単にできた分析作業も、今度は子会社とはいえ他社の経理を巻き込んで行わなければならず、それなりに時間がかかってしまいます。そうこうしながら決算数値が固まるころには月初から2週間くらい過ぎていたりします。

とまあ、ここまで書いては見たのですが、こういうことを延々と書き連ねていってもおおたさんの言わんとしていることの反論としてはポイントがずれているという気もしています。
まあ、でも書いてしまったので、とりあえず先には進みます。

ただ、今から先に進むとまた睡眠時間が3時間をきってしまいますので、これ以降は後日のエントリということで。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

ライブドアの堀江社長ら4人逮捕…証取法違反容疑

ライブドアの堀江社長ら4人逮捕…証取法違反容疑

インターネット関連企業「ライブドア」グループの証券取引法違反事件で、東京地検特捜部は23日夜、同社社長の堀江貴文容疑者(33)ら4人を同法違反(偽計、風説の流布)容疑で逮捕した。

ずいぶん早業ですな。

「偽計、風説の流布」とのことなので、直接の容疑は実質的に支配していた会社を、子会社化すると発表した行為についてということなのでしょう。またバリュークリック社の第3四半期決算の粉飾が「風説の流布」にあたるとのことのようです。有価証券報告書の虚偽記載は直接の容疑にはなっていないようですね。バリュークリック社の「粉飾」についても全貌は分かりませんが、これでしょっ引けるというのはかなり単純な手口なのでしょう。

というわけで、これからフォローをしていきたいと思うのですが、ここへきて仕事に盆と正月がいっぺんにやってきまして、どうにもこうにも時間のやりくりがつきません。今週は少しお休みをいただくかもしれません。ご了承を。
(というときに限って筆が進んだりもするのですが、こう書いておくと気が楽ですので)

| | Comments (0) | TrackBack (1)

【映画】The 有頂天ホテル

1/19 たまには仕事をぶん投げて(ってしょっちゅうぶん投げている気もするが)レイトショーへ。

うん、極度の睡眠不足の私が寝なかったのだから、退屈はしなかったんだと思う。でも、求めていたものはなかったような気がする。期待かけすぎ?

それよりも、正月過ぎて決算で散々働いてから、お正月映画って言われても・・・、何で年末から公開できなかったの?

ところで、あのひと、本当にオダギリジョーですか?映画見てから知りました。いまでも信じてません。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« January 15, 2006 - January 21, 2006 | Main | January 29, 2006 - February 4, 2006 »