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【映画】博士の愛した数式

自転車で新たな勤務先に向う若い家政婦。
最終新幹線で別れを惜しんだ相手は結婚できない相手であったらしく、現在は未婚の一児の母。自らの唯一のスキルを利用して生計を立てる生活。

家政婦の新たな勤務先。
老いた数学者。
かつては2年の月日が流れ去ってもベージュのコートとルビーの指環を忘れなかった彼も、現在では80分しか記憶が持たないらしい。

そして、「一児」は成長し数学教師となり、生徒相手に博士との交流を語るとともに、原作の一つのテーマであった数学の美しさを簡易に表現する役割を担っている。

原作の一部、そしてエンディングを大胆にカットし、原作に登場しない成長後の「一児」を登場させる冒険を試みたわけだが、これが成功している模様。エピソードを盛り込みすぎると、この映画の持つテンポが崩れてしまう。原作のエンディングを忠実に再現すると「私の頭の中の消しゴム」とかぶってしまう。うまく仕上げていると思う。

ラスト、講義を終えた数学教師が、回想シーンに飛び込んでいく。それを見つめる家政婦の母と、義姉。それを見て思った。

「おお、満男とリリーさんの再会だ」
天国の寅さんの話でもしているのだろうか・・・

(レトロネタばかりで、全然映画の話になっていない・・・)

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ライブドアに融資、百億円返還要求 ライブドアオート

ライブドアに融資、百億円返還要求 ライブドアオート

ライブドアが、昨年9月に約135億円をかけて子会社にした中古車販売大手のライブドアオートから昨年12月に計100億円を借り、最近になって早期返済を求められていることが分かった。ライブドアはこの資金を別のグループ会社に貸し付けており、グループ内で資金を回していたことが明らかになった。

ああ、どうしよう。うちの親会社も確か「キャッシュマネジメントシステム」とかそそのかされて、余剰資金のある子会社から資金を吸い上げて、資金不足の子会社へ貸し付けていたっけ。これも「グループ内で資金を回してた」ことになるのかな。朝日新聞にばれたらどうしよう・・・

#ネタ書いている余裕がなくなるとすぐこの方向に走ってしまう。悪い癖だなぁ。

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会計処理にばらつき(日経金融 日付メモ失念)

自己資金投資が成果を挙げつつある一方で、各社の会計処理にはばらつきがあるという問題点が浮上してきた。投資家などには「比較が困難で、実態が見えにくい」といった声も出始めている。


既にいくつかのサイトで紹介されていますが、各証券会社が特別目的会社(SPC)を用いての投資を連結決算上どのように扱っているかが証券会社3社まちまちであるということです。

野村ホールディングスは米国基準適用会社であるため、事情が異なります。エンロン事件の反省から、SPC連結に関する基準が大幅に変わりました。「誰が主に利益を享受(損失を負担)するか」という観点から連結の範囲が決定されます。たとえエクイティとしての出資が少額でも、連結の対象となる可能性があるわけです。

したがって、野村が主導して組成したSPCは基本的に連結の範囲内になります。そしてそのSPCが保有する企業についても連結の対象となってしまいます。野村の連結財務諸表にミレニアムリテイリングが含まれる、つまり野村の連結売上高の中にはそごうや西武百貨店の売上高も含まれているというわけです。


一方、日本基準では投資育成目的であることが明らかである場合には、たとえその企業体を支配している実態があっても、投資対象を連結決算に含めなくてもいいことになっています。大和、日興はこれに従うことになります。

ただ、大和と日興の会計処理も異なっています。大和は投資育成目的であるのはあくまで投資先企業であってSPCではないとの立場から、SPCを連結、投資先企業を連結対象外としているようです。したがって、SPCが持っている投資先企業の株式の帳簿価額相当が大和の連結財務諸表に計上されていることになります。

日興はSPCも投資育成目的として、連結対象外としているようです。連結財務諸表上はSPCに対する投資額のみが計上されることになります。

どの処理が適切なのか、いろいろあるところでしょう。日興の処理の問題点を指摘する声もありますが、一方野村の売上高にそごうの売上高が含まれている現状もまた、私にとってはしっくり来ないのです。

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連結対象を厳格化 国際会計基準理(2/7 日経金融)

国際会計基準(IAS)を作る専門家組織の国際会計基準理事会(IASB)は、上場企業の連結決算の対象範囲を厳格にする方向で見直す。企業グループのお金の流れの実態を正しく開示するためには、特別目的会社(SPC)などの会計処理を厳密にする必要があると判断した。日本の企業会計基準委員会もライブドア問題を受け、連結ルールの明確化に動き出す方針で、日本の議論に影響する可能性もある。

IASBのサイトを見てもそれらしきことは書いていないので詳細は分かりませんが、本当だとすると日本にとってはタイムリーなネタですね。

この動きが本当だとすれば、おそらく米国の基準がベースになるかと思います。日本でもSPCの会計基準整備の動きがあり、当然このIASの動きを横目で見ながらということになるでしょう。

SPCの会計基準は、EUから指摘を受けているIASとの大きな差異の一つでした。これは米国も指摘されたことでした。これらが一体で動き始めると、国際的な会計基準収斂の動きは大きな一歩を踏み出すことになるでしょうね。

簡単ですが、本日はここまで。

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IASB publishes convergence proposals on segment reporting

IASB publishes convergence proposals on segment reporting


19th Jan 2006

The International Accounting Standards Board (IASB) today published for public comment proposals to improve segment reporting. The proposals are set out in an Exposure Draft of an International Financial Reporting Standard (IFRS) ED 8 Operating Segments.

本年はしばらく離れていたIFRS(国際財務報告基準、一般的にはまだ国際会計基準のほうが通りがいいか)の動きを追って行きたいと思っています なんていいつつ、1月から早くも乗り遅れています。追いつかなければ!というわけでいささか旧聞ではありますが、取り上げたいと思います(ざっとさわりを読んだだけですが)。

いわゆるセグメント情報の開示についての基準の改訂案です。セグメント情報とは、企業の業績を、事業区分別に開示するものですが、この区分の方法が国際財務報告基準と米国基準では現状大きく異なっています。

米国基準では「マネジメント・アプローチ」といった考え方が採られています。マネジメント、すなわち経営陣が業績管理上使用している区分をそのまま利用し開示を行うというものです。業績管理が商品区分ごとに行われているのであれば商品区分ごと、地域ごとに行われているのであれば、地域ごとの業績を開示するという仕組みになっています。

一方国際財務報告基準では、「事業ごとの区分」「地域ごとの区分」を両方定める必要があります。そしてどちらかの区分をprimary segmentsとして、より詳細な開示を求めることにしています。

今回公開された草案では、国際財務報告基準でも「マネジメント・アプローチ」を採用する、すなわち米国側に歩み寄ることを提案したのものです。

これに伴い、primary、secondaryという区別はなくなり、1種類のセグメントに統一されます。また、経営情報の公開という趣旨からか、大部分が社内向け売上で構成されているセグメントも、報告すべきセグメントとして認められるようになります(従来は、原則として外部向売上がある部門のみが対象であった)。さらに、経営者が使用してる数値を開示するというのが趣旨ですので、セグメント業績を測定する上で厳密に会計原則に従う必要はなくなるようです。(ただしどのように測定したのかを開示する必要がある)


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大河内清輝さんのお父さん

NHK将棋トーナメント、渡辺×山﨑の大熱戦をビデオ鑑賞後、教育テレビに映された画面。

いつの間にか重松清さんがインタビューをしている。
インタビュー相手は大河内祥晴さん。
故大河内清輝さんのお父さんである。

大河内清輝さん。
12年前(もうそんなになるのか!)にいじめを苦にし、遺書を遺して自ら命を絶った。享年13歳。

悲劇の後、いじめをしたメンバーととことん向き合った。そして、悲劇を繰り返すまいと、自ら住所を公開し、同じ悩みを持つものから手紙を募る。そして、全国講演行脚し続ける。定職の傍ら。

重松氏が問う
「私の娘がいじめにあって自殺などしたら、その首謀者がたとえ命日に手を合わせに来ても絶対許すことはできない。殺したいとさえ思うだろう。そんな感情はないですか?」

大河内氏
「そんな感情はないですね。清輝の分まで生きて欲しいと思いますね。」

(注:記憶によるものなので会話の内容は正確ではないです)

淡々と語る大河内氏。ここまでの心境に至るまでにどれだけの苦悩と行動があったものか。それを思わせるだけに、この言葉は重い。

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