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【映画】男はつらいよ 寅次郎子守唄(第14作)

3/8 川崎チネチッタ

直近の作品に比べたらインパクトの面でやや劣るものの、これはなかなか地味な名作。それぞれのキャラが実にいい味出しています。

十朱幸代さん
今回のマドンナ。もちろんだれもが知る大女優なのですが、私の人生とはかなりすれ違っているようで、今までもこの方の印象はあまりないのです。本作品では30歳なりの可愛さを好演しているのですが、他の人の印象のほうが強いです。吉永小百合さんと浅岡ルリ子さんにはさまれた形になっているのが不運なのかもしれません。

上條恒彦さん
今回のマドンナにストレートに告白する青年。髭中顔だらけ(作品中のおばちゃんの台詞)の地顔で出ているだけなのに、貧乏で薄汚いが純情という役柄がにじみ出てくるところがすごいです。

下條正巳さん
「上條さんはかけ毛布、下條さんはしき毛布」というCMがかつてあったが、その下條さんの親父が本作品ではじめての三代目おいちゃんを演じる。うん、もちろん森川さんの演技は神だし、松村さんの演技もよかったが、やっぱり私にとっておいちゃんは下條さん。いい悪いの問題ではなく、慣れ親しんでいるのだ。そして、ダメ親父の月亭八方さんに、上手く言葉に出来ないながらも食って掛かろうとする演技は、初登場いきなりの名演であるといえましょう。

三崎千恵子さん
初めての下條さんとも息のあった演技をしてくれたが、今回は子供ができなかったわが身に、寅さんが連れてきた赤ん坊を授かってから、実の親に引き渡すまでの喜怒哀楽を味わい深く見せてくれました。いつもとは一味違うおばちゃんが見られる作品です。

太宰久雄さん
博の怪我が軽傷ですんだと分かった後、従業員を全員早退させ、一人残った工場でぽつんと「良かった・・」とほっとするシーンが印象的でした。いつもは工場の経営のことで頭が一杯のシーンばかり出てくるため、今回のこのシーンでもまた、一味違う社長が見られます。

春川ますみさん
第3作で寅さんと見合いした駒子さん?と思いきや別人の役柄。ただ、ダメ男につかまる水商売女という役柄は同じで実にはまっています。呼子の港での寅さんとの粋な会話は第11作のリリーさんを彷彿させ、本作品でのマドンナがいったいどちらなのか悩んでしまいます。

渥美清さん
マドンナの職場である病院で仕事中の何気ない光景を電柱の陰から優しいまなざしで見守るシーンが印象的。本作品ではあまりマドンナとの想いが交差する場面があまりないため、逆にこうしたシーン一つ一つが心に沁みます。

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