« 【映画】男はつらいよ 寅次郎恋やつれ(第13作) | Main | GMのGoing Concern »

〔焦点〕世界的に広がる時価会計への緩和圧力、日本の国際会計基準の導入に影響も


やや古い記事ですが、


:ただ、公開草案を詳細にみると、2010年3月期からの選択適用については「情勢を見極めた上で判断する必要がある」と表記しており、2012年の義務化 の判断時期についても「1つのめどとして考えられるが、諸情勢で前後し得る」と先送りの可能性も示す。さらにパブリックコメント期間は2カ月間。通常の1 カ月に比べると長く、慎重な姿勢が目立っており、金融庁は「世界情勢を見極める必要がある」として導入スケジュールには神経質だ。

まあいつものことです。良くも悪くも欧米の顔を見ながら進路を決めております。これを欧米追随と笑う人たちは、独自性を出して異なった会計基準を定めた瞬間に、遅れた会計基準だといってまた笑います。実務サイドとしては、もう下手な独自性を出されるよりは、さっさと追随を決め込んだほうが楽、という心境になりつつあります。


:しかし、発足に向けた最終確認作業で、欧州委員会域内市場・サービス担当のマクリービー委員の署名だけが得られていない状況で、発足時期については見通し が立たないという。

ほう。これは知りませんでした。IASBのBoardの上にはTrustee(評議会)という組織がありBoardの首根っこを押さえていたのですが、さらにその上に政府系の屋上屋を重ねようというのが、モニタリングボードという組織です。すんなり発足したと思っていたのですが、もめているんですね。米と欧のコンバージェンスは、見えるところではちゃんと握手をしながらテーブルの下で足をけりあっている、という印象です。それでもここまで進んできたんだからたいしたものだと言えるのでしょうが。

:時価会計ルールの適用緩和で大きくかじを切っているのは、欧州だけではない。米国は、国際会計基準を2014年以降に段階的に受け入れるかどうかを 2011年に最終判断するとの「工程表(ロードマップ)案」を公表しており「受け入れに転じた」とみられていたが、風向きが大きく変わる可能性が出てい る。

ロードマップのコメント募集期間が延長されており、こうしたことからもオバマ政権のIFRSに対する政策変更の可能性について取りざたされているようです。まあ、こうやって米欧がちゃんばらをやっている間にしっかり勉強して準備しないとね。

|

« 【映画】男はつらいよ 寅次郎恋やつれ(第13作) | Main | GMのGoing Concern »

IFRS」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/12395/44257374

Listed below are links to weblogs that reference 〔焦点〕世界的に広がる時価会計への緩和圧力、日本の国際会計基準の導入に影響も:

« 【映画】男はつらいよ 寅次郎恋やつれ(第13作) | Main | GMのGoing Concern »