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【書籍】国際会計基準で企業経営はこう変わる(高浦英夫監修 東洋経済新報社)

高浦さんはあらた監査法人の理事長さんです。したがって、実際に著しているのはあらた監査法人、あるいはPWCに属している会計士さんたちです。

日本の基準と比較して、あれが違う、これが違うといった経理専門家向けの話題ではなく、今世界で起きている動きと、それに対して日本がどう対応しているかを見る上では手っ取り早い書き方になっています。経理担当者ではなく、経営者や教養として知りたい方にはお勧めかと思います

ただ、忘れてはならないのは、この方々も最終目的は商売であります。それが最後の章が「・・・PWCができること」となっているので明確であります。そのため危機のあおり方については内部統制狂想曲の時代の教訓を踏まえ、冷静に読んで行く必要があります。共著ですので、同じことが何度も書いてあり、意図しているかはどうかはともかく、危機が繰り返し植えつけられる構成になっています。とくにリーマンがIFRSではなくUSGAAPだから救済が遅れたかもしれない、みたいな書きぶりはいくらなんでも筆が滑りすぎかと思います。経理専門書を読み解く力がある方はある程度眉に唾をつけて読む必要があるかと。

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