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男はつらいよ 寅次郎恋愛塾(第35作)

5/23 川崎チネチッタ

決算ですっかりサボってしまって、気がつけばもう35作目です。

・・・いや、実はいくら決算でも欠かさず川崎には通っていました。書き込みをサボっているだけで、

・ 寅次郎ハイビスカスの花 (第25作)(4/18)
・ 浪速の恋の寅次郎(第27作)(5/2)
・ 寅次郎あじさいの花(第29作)(5/10)
・ 口笛を吹く寅次郎(第32作)(5/16)

計算をすればお気づきの通り、1週だけ飛んでいます。寅次郎かもめ唄(第26作)を落としてしまいました。映画館には駆けつけたのですが見られませんでした・・・。まあこの経緯と他のレビューはまたの機会に。

ということで、今回は寅次郎恋愛塾(第35作)

巷ではあまり評価の高くない作品、というか第32作を除いてあまり評価されていない30作代の作品。その中からチネチッタがこの作品を選んだ意図は不明です。
マドンナで選定したのでしょうか。確かにこの作品での清楚なマドンナが、日本のヘアヌードの歴史を書き換え、有名コピーライターと結婚した挙句に、犬の奥さんになってしまうとは当時誰も想像だにしないのであります。

そのような意図とは別に、自分にとっては親近感を持てる作品でありました。それは以下の点からです。

五島とキリスト教
縁あって息子がミッション系の中学に通うことになってから、私も父親向け聖書研究会の一員に名を連ねることになったわけです。月1回、それもメインは飲み会である団体に所属しているだけのにわかクリスチャンには何も分からないのですが、それでも隠れキリシタンの島、そして殉教の島である五島でのクリスチャンのおばあさんの死の美しさ、そしてマドンナ若菜さんの「神のお導き」という言葉が心に沁みるようになりました。ある種の偶然の出会いに支えられているこのシリーズですが、神のお導きと考えるとある意味納得できるのかもしれません。

陸中花輪
平田満演じる青年の出身地は秋田の鹿角市。
それを追いかける豪華3人(渥美清、松村達雄、樋口可南子)が降り立つのは当時の陸中花輪駅。花輪線、花輪高校、安比高原、八幡平。個人的にいろいろ引っかかるキーワードがある近辺。開通したばかりの東北新幹線がまた新鮮。
そのときの状況を臨場感あふれる形で伝えているブログがあったので以下に紹介。
http://plaza.rakuten.co.jp/odagiritsushin/diary/?ctgy=4

ただ、ここ最近見てきた25、27、29、32作は揃いもそろってマドンナ側が比較的積極的に寅さんにアプローチするという恋愛成就の緊張がある作品だったため、それと比較するとどうしてもストーリーが緩慢になってしまうのは否めません。ちょっとやりすぎのギャグの挿入も目障りなところがあります。このあたりの作りが30作代の限界なのかもしれません。

ところで、32作までは小学生だった満男が、いつの間にか中学生になっています。次週上映はいきなり42作まですっ飛ばしてしまうため、浪人生になりほぼ主役を張ってしまいます。満男の少しずつの成長ぶりと、寅さんが果たした影響というのをもう少し見てみたかったよう泣きがするのですが。ちなみに中学時代の満男はフルート奏者だったようで。次週はチューバを吹いている満男が見られるはず。

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