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The IFRIC met in London on 7 and 8 January

もう旧聞なのですが1月7日及び8日にIFRIC(国際財務報告解釈委員会:InternationalFinancial Reporting Committee)の会合がありました。

現在継続審議となっているのが以下の2Agendaのようです。

・Accounting for production stripping costs

・Vesting and non-vesting conditions


Strippingがよくわからないのでググッてみますと
http://www.google.com/search?rlz=1C1CHNG_jaJP338JP339&sourceid=chrome&ie=UTF-8&q=Stripping

と、想像した通りの結果となりました。もちろんそのような費用のことではないようです。この解釈指針はIAS16の解釈指針のようでAccounting for Strippng Costs in the Production Phase of a Mineとのプロジェクト名です。Mineですので鉱物資源関係の費用のようですがなかなか特殊業界過ぎて理解するのに一苦労です。調べた限りでは「掘り始めてから実際の鉱物生産に入るまでの不純物を除去する作業」のようですが、いまいちイメージがわかないのでもう少し調べてみます。

と、途中まで書いて調べました。ASBJ発行の「季刊 会計基準」2009/12号の「国際財務報告基準解釈委員会(IFRIC)の活動状況」でIFRIC委員の鶯地さんが書かれているのが分かりやすそうです。Stripping Costを「剥土費用」と訳しています。「露天掘りの金属鉱山等の表土を剥離するためのコスト」だそうです。

日本の鉱山では深く掘り進まないと鉱物資源に辿り着けない鉱山がほとんだそうですが、海外では、表土をちょっと剥ぎとるだけで鉱物資源にたどり着くため、露天掘りと呼ばれる掘り方をしているのだとか。

ただし、表土を剥ぎとればすぐに鉱物資源の生産段階に入れるというのであればよいのですが、実際には生産段階に入ってからでも、さらに深く掘削するために広く表土を剥いだり、あるいは近くの別のところに主要な鉱脈ある場合など、生産段階に入ってから剥土費用が発生することもあるようです。

鉱山の場合は開発段階の費用は資産計上し、生産段階に入った後の費用は原価処理するのが通常です。しかしながら剥土費用については生産段階の前にも後にも発生するため、その処理については各国いろいろな実務が並立しており、どうすればいいんだとIFRICに泣きが入ったというのが現在の状況のようです。

この件について、この1月で取り上げられているのはまず取り扱う範囲を明確にしようとのことです。IFRICには取り扱う範囲を不用意に広げるべきではなく、短期間で回答できるアイテムを検討することに限定すべきだ、という思想があるようで、色々な議論はあったもののの最終的には、以下の文言にて取り扱う範囲を限定することになりました。

Accounting for the costs of removal of waste material in a surface mining activity during the production phase.
.「生産に入った露天掘りにおける、不純物除去のための費用」

あくまで、照会のあった事項に関して検討する、それ以上は範囲を広げないぞ、といったタイトルとなったようです。

もうひとつのAGENDAである、Vesting and non-vesting conditionsとはIFRS 2 Share-based Paymentに関する解釈指針です。ストックオプション等、株式を計算基礎とした取引に関する会計基準ですね。

ストックオプションの付与に関し条件が付されている場合について、費用の見積りにどのように反映するかについて、IFRS2では当該条件を行くつかにカテゴライズし、見積方法を定めています。そのカテゴライズの定義についてもっとクリアにした方がいいということで、これは3月にもう一度話しあいましょう、ということになっています。

(続く)


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