決算中は封印していた(というか、単に行けなかった)映画鑑賞。5月に入ってやっと見に行くことができるようになりました。復帰?第一作に選んだのは、The Producers。
実はここのところ相次いでいるミュージカル映画にはまってました。「CHICAGO」は映画館で3回見たかな、それ以外でも機上でも見てるしビデオでも見た。「オペラ座の怪人」も映画館で3回見た。それより前には「ウェストサイドストーリー」がリマスターされたときも2回見た。そんな私なので、この映画を見に行くことは既に決まっていたのでありました。
唯一の心配はおすぎが絶賛していることだったのだが・・・
【以下ネタばれ】
うん、心配が現実になってしまった。なんか面白くない。結構絶賛している人は多いようだが、自分の笑いのつぼからはかなり外れている。何だろうこの期待外れ感。いろいろ考えてみた。
1.ストーリーのつじつま
いや、こんなおバカな映画の細かい辻褄を問題にするほど野暮ではないつもりです。でも、根本的に「作品がこけた方が儲かる」という、ストーリーの大前提がどうしても理解できなかったんですよ。事実大ヒットしても金を持ち逃げできてるわけで。こけた作品には国税庁(IRS)は見向きもしない、との発言がありましたが、損出してても来るのが税務調査ってものなので・・・、ということを気になる人間が見る作品ではないってことですね。
2.楽曲のインパクト
「オペラ座の怪人」では、冒頭すぐのメインテーマのオルガン「びゃーー、びゃびゃびゃびゃびゃー」というところで既に戦慄が走りましたし、CHICAGOではキャサリンセダジョーンズの「All That Jazz」や「Cell Block Tango」に圧倒されたわけですが、それに匹敵するインパクトのある曲がないのである。見たあともあまり覚えていない。免疫ができて並みのことでは驚かなくなってきている、というのもあるのだろうが。
3.キャラの魅力
たとえばCHICAGOなどでは、自分がリチャードギアになったつもりで観ているわけですよ(こら、笑うんじゃない)。オペラ座の怪人でも役割はかっこいいわけでもないのですがジェラルドバトラーになりきって今にも歌いだしそうになりながら鑑賞しているわけです(迷惑な客だ)。これらに較べると、自ら手を上げて替わりたいキャラというのがいないんですよ。強いて言えば、一番最後の・・・いやこれは究極のネタばれだから止めておこう。
4.品性
いや、私とて決して上品な人間ではありません。でも、ゲイや老人は万国共通の問題だからともかく、ナチのネタは・・・。なんかこう、他国の古傷に塩をすりこんで痛がっているところを笑い飛ばしてるみたいな悪趣味感があります。よくも悪くもこんなことできる国はアメリカしかありません。心の底からは笑えないものがあります。
とつらつら書いてきましたが、個人的には認めたくないのですが、下記の要因も大きいのかなと。
5.会計士の描かれ方
まず、マザコンで女性に声かけることもできない。「Hitch」のときも書いたが、典型的な会計士像がこれらしい。そして、彼が事務所に帰ると「♪Unhappy、Unhappy」と歌いながら単調作業に従事する会計士たち。せっかく仕事忘れに観に来ているのに、なんだこの集団は。そして、夢見る副主人公は上司に辞表を叩きつけ、こう罵るのである
(CPA is)「Cetified Public A--hole!」
ああ、そうですかそうですか。
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