夏休み(2)

ふらっと京急将棋祭りへ

数年前異例のプロ入りで評判を呼び、最近順位戦参加資格を得て再び脚光を浴びる瀬川四段にサインをもらいにいく。

瀬川晶司のシャララ日記

サインをもらうには色紙か書籍を購入する必要があり、「後手という生き方」を購入。
すみません、まだ読み終わってません。


列はそれほど長くないが、なにせ毛筆なので一人一人がそれなりに時間がかかる。

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なんか話そうと思ったけど、緊張してしまう
「順位戦頑張ってください」位しかいえなかった。











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でも羽生さん以来の棋士のサイン取得に満足です。

「夢」か、失くして久しい言葉かな(笑)






明日は羽生さんが来るらしい。大混雑必至かな






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なぜか今日の名簿に載っていなかった高橋和さん。じつはこちらの写真を取るほうが緊張しました(笑)。






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てきぱきと女流棋士サイン会の机の整理とかしているデパート店員、と思いきやよく見ると斎田女流四段。ちゃんとワッペンをつけてくれないと通り過ぎてしまうじゃないですか。
ちなみにサインしているのは藤田女流初段。すみません、みんなのサインもらうには財力が必要なんです。







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甲斐女流二段×早水女流二段戦を解説する、上田女流二段と鈴木女流初段(ちょっと遠いですが)。
解説というより、対局を見ながらの漫談。これはこれでなかなか面白い。


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将棋二題

訃報
芹沢九段ら育てる 高柳敏夫氏(9/5 夕刊)

5日、急性呼吸不全のため死去、86歳。連絡先は東京都渋谷区千駄ケ谷2の39の9の日本将棋連盟総務部。告別式は7日午前11時から品川区西五反田5の5の12の安楽寺別院五雲閣。喪主は妻、ヤヱ子さん。

なぜ、「中原永世十段ら」ではなく、「芹沢九段ら」なのであろう。
永世名人資格保持者で連盟前会長を差し置くとは。
林葉事件の影響が大きいのか、はたまた「アイアイゲーム」が偉大なのか・・・

伊奈川愛菓新女流2級の紹介

9月3日に女流育成会12・13回戦が行われ、伊奈川愛菓(いながわ・まなか)育成会員が2度目の昇級点を獲得し、女流2級昇級を決めた。昇級日は10月1日となる。

「アイアイゲーム」などという古ネタを振っているうちに、女流とはいえ90年代生まれの棋士が誕生してしまったらしい。考えてみれば、今年はきっと息子と同級生の奨励会員が誕生するであろう。夢を子供に託すことすら遅れをとってしまった。

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寄席の一日オモシロ探検隊!

夏休み最後の日曜。
最後のイベントとして、横浜にぎわい座へ。
寄席の一日オモシロ探検隊!

うちの子供は趣味が渋い。寝室で一人でラジオの真打競演を聞いていたりする。ひょんなことから見つけたこの企画。がんばって勉強したご褒美で連れて行く、といいながら実は私本人が行きたかったというところもある。なにせ、にぎわい座。しょっちゅう横は通過するのだが、入るのは初めてである。

最初は落語入門ということで、噺家さんのお話。入ってくるときのお囃子は出演者ごとに決まっている、というのは正直知らなかった。後で聞いたのだが、落語家は500人以上いるらしいから、それくらいの曲目を空で弾いていることになる。タイガースの応援ソングを全員分トランペットで吹けるというのとはレベルが違う(それくらいならかつての私ならできたのであるが)。

続いて、落語と太神楽曲芸。私自体生の落語を聴くのは初めて。曲芸も野毛大道芸でたまに見るくらい。もちろん子供向きだからそれなりにわかりやすい演目が選ばれている。それなりに受けている。今度一人できて人情話などをじっくり聴きたいなという気にさせてくれる。

中入り後、客は二手に分かれる。私がいた組は先に横浜の大道芸の歴史などという講義を受けることになった。横浜の関内は外国人居留地から始まっており、関所の内側だから関内だとか、その前は伊勢佐木町の辺りまで埋立地だったとか、個人的には興味深い話ではあったが、当然のことながら今日のメインである子供客には不評。何でこんな企画が入ったのか?この辺の話はおおたさん今度調べて書いてくれるらしい。楽しみである。

そしてその後は、にぎわい座の舞台裏見学。舞台袖から舞台、楽屋のなかまで見学。設備自体はたいしたことはないが、「この楽屋は歌丸師匠がよく使われます」といわれると初心者としては「おー」となる。何が「おー」なのかうまくいえないが、なんとなくわかっていただければ。

子供向けの企画であるにもかかわらず、大人の一人客や、夫婦連れきゃくなどもいて、なかなか敷居が低かった今日の企画。私に、また来てみようかなと思わせたのだから、まずは成功なのであろう。

今度は何を聴いてみようかな(やっぱり完全に自分が楽しんでいる)。

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瀬川さん 頑張る

やっと子供の相手が終わり、ふとパソコンを立ちあげてみて、今日が瀬川さんのプロ入り試験第5局目の日と気づきました。早速リアルタイム中継のサイトに行ってみたが、画面がなかなか進展しない。故障かと思いきや、どうやら現在62手目(執筆時)でプロの高野五段が長考中ということらしい。

私にはとても形勢判断をする棋力はないのですが、まだまだ望みがありそうということくらいはわかります。この一局に勝てば3勝でプロ入り確定。ぜひ夢をかなえてほしいです。

(追記)
ずっと中継を見ていまして、たった今、瀬川さんの勝ちが決まりました。
おめでとうございます!

私が見始めたときは既に有利であったようですが、控え室のプロの予想通りに進まず、ずいぶんやきもきさせられました。プロの予想を外しながらもしっかり勝ちきった瀬川さん、見事でした。そして、大方の憎まれ役を引き受けて十分に役割を果たした高野五段にも、お疲れ様の言葉を送りたいです。


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八ヶ岳赤岳登頂

3連休利用で赤岳登頂してきました。

・・・ぐったりなので、今日はご報告だけ。

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CD全集

もともと通販のCD全集なんて、日曜日の全面広告で宣伝して、例えば「永遠の古賀メロディー」とか「ポールモーリア大全集」とか、こう言っちゃ悪いが、盛りを過ぎた方々が余生を送るために買うもの。そう思っていました。

ところが、8/27付け日経の広告で目を引いたのがこれ

私の青春!吹奏楽部(CD)

そして、yahoo!ショッピングのベタなコピー、

吹奏楽部のOB、OGの方々へ贈る 涙、涙のCDセット。 懐かしの名曲、定番曲を集めて 10枚のCDに収めました。全116曲収録。 つらかった練習も今となっては 楽しい想い出。 これを聴けば、きっとまた楽器を 手にとってみたくなるでしょう。もちろん、現役のみなさんも大歓迎!

う・・・

つらかった練習も今となっては 楽しい想い出。

・・・ネタではなく本当に涙が出てきました。

曲目見ているだけで中学以来の15年間がもう凝縮されている・・・。
いやだったことも、楽しかったことも・・・

(しばらく回想)

うーむ、私も余生を送る側の人間になってしまったってことですかね。

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ある米国公認会計士の白馬山頂へのリベンジ(総括)

写真は後で整理するとして、とにもかくにも山頂までたどり着きました。

昨年のリベンジは一応達成できたわけです。
地図はこちら


前回同様、早朝猿倉着で歩き始めたものの、寝不足気味。いや運転していたのは妻で私は助手席で鼾を書いていた(らしい)のだが、それでも日ごろの睡眠不足状態からは脱却できていない状態から登りはじめました。これは子供も、つれの義祖母も同様である模様。

若干遅めのペースながらも、たいしたアクシデントもなく午前の早い段階で大雪渓を登り始めることができた。客足はピーク時期でもあって、前エントリの写真のとおりまさに集団登校状態。

昨年は、息子の靴になかなかアイゼンが合わず、最終的にアイゼンなしで登ることになったわけで、息子の体力消耗、それを無理やり引き上げる私の体力消耗、そして天候不順が重なりあえなく挫折となったのだが、今回は天候はあまりいいとはいえないものの、みんなのアイゼンがうまくはまって、ほぼ通常ペースで雪渓を上りきることが可能に。ほぼ達成感とともに雪渓の上で昼食を摂る。

しかしながら、上記地図にはあまり触れられていないのだが、雪渓終了後の登りが意外ときつい。いや、冷静に考えるとたいしたことはなかったのだが、雪渓で使ってしまった体力をさらに振り絞らなければならないこと、そして雪渓での達成感で気が緩んでしまったのか、われわれパーティーは遅々として進まない。私も睡眠不足と昼食の満腹感の影響で登りながらコックリしてしまう始末。5分歩いては10分休むというペース。一応お花畑であるはずなのだが、花をめでる余裕はなし。ほうほうの体で宿に転がり込んだのは15:30ころ。9時間はゆうにかかってしまった。ちなみに平均タイムは6時間半くらいか。

その晩はバイキング形式の夕食もそこそこに就寝。

翌日、どうも頭がずきずきする。ん?高山病か?山荘に設置してある診療所に行く。医学生のボランティア運用なので、手続きにやたらと時間がかかるが、とりあえず酸素を吸わせてもらう。頭痛はあまりおさまらなかったものの、なんとか出発できるまでは回復。朝食バイキングがほとんどのどを通らなかったのが惜しい。

頂上は宿舎から目と鼻の先であっさりたどり着くものの、霧が厚い、というより霧雨模様で、まったく視界がきかない。頭痛とあいまって、あまり達成感の喜びを感じない・・・
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下りは別ルートをとる場合が多いようだが、われわれは来た道を戻る。予想通り、雪渓の下りは上り以上に脚力を使う。もう下りきったときは膝ががくがくである。

そして、今日25日。駅と会社の階段を1段上下するたびに苦痛な表情を浮かべる私につながるのでした。

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ある米国公認会計士の白馬山頂へのリベンジ

ある米国公認会計士の白馬山頂への挫折(1)のリベンジとして、今年もやってきました。

今度こそ頂上制覇を。

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新聞小説の恐怖と戦う日々~大崎善生(6/24 日経夕刊)

新聞小説を始めることになった

それは結構。現某紙連載の老害垂れ流し小説など蹴散らしていただきたい。きっと他紙なんでしょうけど。

それよりも、
ともかく、何であれ、何はともあれ、頑張ろう。秋に生まれてくる予定の、子供のためにも。

って、ことは、高橋和さん、おめでたですか!?
そんな報道聞いたことがなかったんですが・・・

とにかく、おめでとうございます。
秋というのがいつか分かりませんが、電撃的引退の時には既に分かっていたのでしょうか?

引退の時には、子供に対する普及に努めたいようなことをおっしゃっていたかと思うのですが、これにご自分のお子さんが加われば、それはすばらしいことかと思います。

これからも大変でしょうが、ぜひいつの日かまた将棋祭り等、ファンの前に姿をあらわすようになってください。
ご無事な出産をお祈りしております。

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瀬川さん、プロ棋士へ道

日本将棋連盟、アマ強豪の瀬川さんに試験対局を実施へ

日本将棋連盟は26日、定時総会(棋士総会)を開き、プロ入りを求める嘆願書を提出していたアマチュア強豪のNEC関連会社社員、瀬川晶司氏(35)に対し、特例として試験対局を実施することを決めた。合格すればプロ入りが認められ、「フリークラス」に編入される。試験の詳細は同日選出された新理事会で早急に協議する。

ひとまずは、おめでとうと言いましょう。
どのような試験が実施されるかは不明ですが、ぜひとも頑張ってほしいものです。

ただ、私はこれが特例措置であるというのがいまいち引っかかります。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、プロの将棋指しになるには、養成期間である奨励会に入会し、昇級、昇段を重ねていき、四段に昇進する必要があります。そして、何ヶ所か年齢制限のハードルがあり、それに引っかかると退会処分となります。四段昇段は年四人。これが少ないか多いかは議論が分かれていますが、少なくとも30代以上の人間には閉じられた世界であります。

こういった勝負の世界ですので、若年の方が将来の見込みがあるのは事実かと思います。ただ、だからと言って、その時点でのアマチュア強豪を、年齢の一点で門前払いしてしまうという現在の制度には私は疑問をもっています。実力の世界を標榜するからには、それ以外のファクターはできる限り排除するのが筋であると考えます。今後の棋界の発展という面を考えれば、門戸の開き方において若年層を優遇するのは政策的にありうるかと思いますが(現在の司法試験がこんな感じでしたかね?)、どんな年齢においても可能性を0でなくする制度というのは必要かと思います。

この点については、

アマ強豪のプロ編入に関する規定そのものを新たに設けるかどうかについては、同連盟の理事会で今後1年かけて検討する。

とのことなので、前向きに検討していただけることを期待しております。
夢を追う人は応援したいですからね。

(written on June 1)

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